有名なイタリア古典歌曲集一巻の中から、特に親しみやすい曲をいくつか取り上げ、歌詞を読んでいきたいと思います。

初めて声楽を勉強するとき、先生から最初に渡された曲はイタリア古典歌曲だった、という方は少なくありません。大学でもイタリア古典歌曲から始める方は非常に多いように感じます。しかし、声楽を始めたばかりのときは譜読みに追われ、なかなか歌詞まで深く読み込めず…ということもあったのではないかと思います。

私自身声楽を専門にしており、初めてもらった曲はやはりイタリア古典歌曲集の中の一曲でした。大学時代はイタリア古典歌曲集を毎日肌身離さず持ち歩いていました。

声楽を始めたばかりのころは、イタリア語も初めてで、歌うことで精いっぱいでしたが、勉強していくうちに歌詞の意味にも興味をもち、歌詞を実際に喋ってみるとどのような表現になるだろうか、ということに興味をもち始めました。

このコースでは、実際に歌詞を声に出して読み、言葉の意味を学んだり、発音やイントネーションを整えたりしながら、音楽を通してイタリア語を楽しく学んでいけたらと思っております。また授業の最後に皆さんと一緒に歌えたらとても嬉しいです。

そして何より、歌を通してイタリア語の美しさ、表現の豊かさを実感していただけたら幸いです。

 

対象:声種、イタリア語レベルは問いません

イタリア古典歌曲が好きな方、声楽を習い始めたばかりの方、音楽が好きな方、イタリア語で歌を歌ってみたい方、イタリア古典歌曲の歌詞に興味のある方など、どなたでも大歓迎です!

レッスン内容例:(受講生の皆様からのリクエストにより変更も可能です。)

第1回 A.D.レウト Dimmi,amor 愛の神よ、私に告げてください
第2回 S.ローザ Star Vicino 側にいることは
第3回 G.M.ボノンチーニ Deh,piu’ a me non v’ascondete 姿を隠さないでほしい
第4回 G.トレッリ Tu lo saiあなたは知っている
第5回 A.スカルラッティ Sento nel core 私は心に感じる
第6回 F.ガスパリーニ Caro laccio いとしい絆よ
第7回 A.カルダーラ Sebben crudele たとえつれなくても
第8回 G.F.ヘンデル Ombra mai fu’(Largo) 樹木の下で(ラルゴ)
第9回 G.F.ヘンデル Lascia ch’io pianga 私を泣かせてください
第10回 G.パイジェッロ Nel cor piu’ non mi sento もはや私の心には感じない(うつろの心)
第11回 G.ジョルダーニ Caro mio benいとしいひとよ

 

授業の流れ概要(仮): ・曲を流す
・作曲者、作詞者、作品の簡単な説明
・歌詞の説明(文法も踏まえて)
・言葉の発音、イントネーションの練習
・実際に歌詞を声に出してみる
・表現的に強くなるところ、弱くなるところなどを考えながら

歌詞を喋る練習(少人数であれば、一人ひとりどのような表現になるかを聴き合う)
・実際に音楽を付けて歌ってみる

コース形態グループレッスン 
日程

102日(月)~1218日(月)19:3021:00 時間数:1.5h×11回

 
クラス人数2~8名 
講師H. Toda 
使用教材プリント教材/ARIE ANTICHE ITALIANE 1 イタリア歌曲集1 全音楽譜出版 
学費入学金 : 10,800円  受講料 : 40,500円  教材費 : 0円